ドラマ『青い鳥』第5話あらすじとネタバレ感想・考察|実母との再会をはたした理森【気持ち悪い?】

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エンタメ

1997年10月に放送されたTBSドラマ『青い鳥』は、幸せを求めさまよう男女を描いたラブストーリー。ただ、不義の愛という設定や展開に『気持ち悪い』など賛否両論の意見もみられます。

今回は『青い鳥』第5話にてついにスタートしたかほり・詩織と理森の逃避行劇、そして理森と実母の再会について。

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【ネタバレ】ドラマ『青い鳥』第5話のあらすじ

理森の行動を心配するかほり

前回、かほりと詩織を連れて電車に乗った理森。
その行動は、それまでの生活や家族、そして生まれ育った街を捨てることを示していた。

「後悔してる?」
「してないよ」
「あたしには今まで、詩織しかいなかったから。
でも、今はあなたもいてくれる……あなたにはいろんなものがあったのに…」

理森の今後を思い心配するかほり(夏川結衣)に、理森(豊川悦司)はただ笑って首を振っただけだった。

かほりをさらった理森に激怒するひろむ

かほりと詩織が帰ってこない…。ひろむ(佐野史郎)は、昨日2人を見たという駅員を問い詰める。

「何を知っている? 何を見たんですか?」
「奥さんが、先に電車に乗っていて…詩織ちゃんが、後から電車に乗りました」
「女房が電車に乗せたということですか?」
「いえ…そうではなく」
「はっきり言え!!」

かほりを連れ出した理森の行動は、倫理的に許されることではない。
ひろむは激怒し、2人を執拗に追う覚悟を決めるのだった。

幼い頃に自分を捨てた実母を訪ねた理森

理森は、幼い頃に自分たち家族を捨てた実母のもとを訪ねた。

実母は急な訪問に驚いたが、こころよく迎えてくれた。

「駅員の仕事は、昨日辞めました」
「一人でここに来たの?」
「いえ…連れがいます」
「そう…恋人?」
「ええ…子供もいます」
「ここに連れていらっしゃいよ」

すべてを捨ててきた今、理森にはもう頼れる場所がない。
彼女の申し出を受け入れるほか、選択肢はないだろう。

理森はかほりと詩織を連れて、自分を捨てた母のもとへ向かうのだった。

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理森×かほり、プロポーズまでのスピード感がすばらしい

「俺といっしょになってくれないか」
第5話にして、早くもかほりに愛の言葉を告げた理森。いやさすがトヨエツさん、大人の渋さあふれる告白トーンに痺れました。

しかしながら、第5話は長きにわたる逃避行の幕開け、因縁のある実母との再会、そして別れと、あらゆるメロドラマ的要素がてんこ盛りな回だったなあと思います。

数ある不倫もの、逃避行ものの中で本作が群を抜いて面白い理由は、まさにこのスピード感にあると思うのです。…早いんだよね、いろいろと。

「好きだから3人で暮らそう」
「一緒に逃げよう」
「母さんのところに行こう」

この判断の速さ、そして行動力は一見すごくかっこよくも思えるのだけど、その足元は実はグラグラ。

地盤のないところで愛情を育てようとしても、その結末はすでに見えています。この容赦ない描き方、魅せ方は本当に見ごたえがありますね。

さらに、視聴者サイドを飽きさせないためのあらゆる仕掛けが垣間見える瞬間がそこここにあり、それにふと気づいて「おおっ!」となる瞬間がたまらない。細部まで作りこまれた名作とはまさにこのことなんじゃないかなとしみじみ。続く展開にも注目です。

ドラマ『青い鳥』ネタバレ一覧

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話

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