怪盗クイーンシリーズの隠れ人気キャラであるヤウズくん。初登場のオリエント急行編では冷酷キャラとして華麗に登場したものの、最近ではなぜかすっかり可愛いキャラに…。
今回は、そんなヤウズの活躍回や皇帝、ホテルベルリンメンバーとの関係性について。本編ネタバレを含みますのでご注意ください。
【ネタバレ感想】『怪盗クイーン』ヤウズの活躍回は?
初登場時のツンツンキャラとは一転、いよいよ人懐っこい可愛いキャラになりつつあるヤウズくん。そんな彼が特に活躍したのが『魔界の陰陽師』。
「あこがれの存在」であるジョーカーが無事生き返られることができたのは、ヤウズくんの奮闘のおかげに他なりません。
ちびジョーカーに対して普通に優しかったのも良いですよね。「こう見えて、おれは強いんだぜ」。
普通になりたいと言いますが、実は作中のキャラのうちで誰より普通の感覚を持っているの、ヤウズくんなんじゃないかという気も。収容所での経験さえなければ、向かう場所も全く違ったんだろうなあ。。
ヤウズを料理人にさせたがってるっぽい皇帝(アンプルール)
そんなヤウズが変わることができたのは、やはりオリエント編以来いっしょに住み始めた皇帝(アンプルール)のおかげでしょう。
さすが宇宙一の大怪盗、とにかく面倒見が良いんですよね。クイーンがわざわざ中国の山奥にヤウズくんを降ろしたのも、おそらくはそれを見越してのことなんだろうなあ。。
そして最近の流れをみるに、皇帝はヤウズくんをプロの料理人にさせたがっている様子。
バトルロイヤル編『摩天楼は燃えているか』にて、わざわざヤウズくんを危険なパーティーに送り込んだ理由も、「この状況でもお前が戦わずにちゃんと料理をつくるかどうか、テストだ(意訳)」的なことを言ってましたし。ヤウズくんもきちんとそのテストに合格した形になります。
どうせなら、やり手の料理人ルファナさんのもとに本気で弟子入りしてほしい。免許皆伝から独立して、その店に隠居した(すでにしてるんだっけ)皇帝が入りびたるような未来が見たい。はやみね先生お願いします!
ヤウズ×ゲルブ×エレオノーレ、絶妙な三角関係が尊い
個人的に、ゲルブとエレオノーレ2名のキャラクター性はほぼヤウズくんのために作りこまれたといっても過言ではないのでは? と思っています。
ホテルベルリンの規模を考えても、この両名がこれだけ若いのは若干不自然だもんなあ。エレオノーレに関しては前代が早くに死んだからという理由はあるけど、ゲルブのキャラ付けはさすがに無理があるような気もする。
ヤウズくんがゲルブ、エレオノーレとこれだけ親しくなれたのは、やっぱり闇の世界の人間である、という共通項があることが大きいのでしょう。
しかしこの3人、将来的にどうなるんだろうね。個人的にはこのまま誰もくっつかず、現在の心地よい三角関係を保ったまま大人になってほしいです。
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