『おジャ魔女どれみ』のメインキャラの一人であるおんぷちゃん。ライトノベル小説『おジャ魔女どれみ20’s』にて、大人になってからの生活やその後の人生が少しだけ描かれています。今回は、おんぷちゃんの人気の理由や母親との死別などについて、番外編のネタバレとあわせてお届けします。
【おジャ魔女どれみ20’sネタバレ】瀬川おんぷのその後は?
脳梗塞で倒れた母親の介護をしていた
当シリーズのキャラクター内でも根強いファンが多いとされるおんぷちゃん。16シリーズ完結後の”その後”の人生は、シリーズ番外編にあたるライトノベル小説『おジャ魔女どれみ20’s』にて少しだけ描かれています。
大人になったおんぷちゃんは、北海道稚内市にて、脳梗塞で倒れた母親の介護をしながら暮らしています。のちに舞台女優として成功する展開もありますが、決して順風満帆な道のりではなかったようです。アイドル出身女優として大成功~! ビバ芸能生活! という甘い展開ではないところがいかにも本作らしくて良いですよね。
おんぷちゃんはなぜ人気?
クール・逆張りな性格が『おジャ魔女どれみ』の本題にみごとマッチ
本作の面白さは、実はその特殊な舞台設定や描写というより、全登場人物のキャラクター性がどこまでも徹底して作りこまれているところにあるのではと個人的には思っています。
そして中でも、もっとも魅せ方がわかりやすく面白いと思うのがおんぷちゃん。彼女のキャラクター性やメンタルは、『おジャ魔女どれみ』という作品そのものの構造にリンクしている部分がかなり多いのではないでしょうか。
本作は魔法少女ものというファンタジーの王道でありながら、ふつうの人間が当たり前に抱える人生の葛藤や苦難をメインに描かれています。
初期はいわゆるクールキャラとして描かれていたおんぷちゃん。特に初期シリーズでは魔法は他人のためじゃなく私のために使うもの! という反抗児ぶりが目立っていましたね。こういったキャラクターの動きありきの作品には、まさに初期のおんぷちゃんのような性格のキャラが一人二人はいないと成り立たないでしょう。
おんぷちゃんの最大の魅力は、この設定・展開で”魔法少女”としてではなく「ふつうの女の子」としての可愛さを増していくところにあるんじゃないかな。この逆張りなキャラクター、そして色が紫というのもまたいい。
おんぷちゃんと母親の関係性にも注目
自分の母親のためなら魔法のルールを破るおんぷちゃん
さらに、おんぷちゃんを語るには、まだ小学生だった彼女を業界にガンガン売り込んでいた母親の存在は外せません。
小学生の娘に対し水着の写真集の仕事をあっさり引き受けていた母親を、おんぷちゃん自身はいったいどんな目でみていたのでしょうか。そもそもおんぷちゃんは母親自身の夢を背負う形でアイドルになったわけですから、思うところが全くなかったわけではないはず。
それでも魔法の力で母親を救ったおんぷちゃんの姿が、きっと彼女の本質なのでしょう。
「魔法は自分のために使ってはいけない」というルールも、母親のためであれば破ることができてしまう。昔とは違い、自分のためではなく自分の母親のために魔法を使うおんぷちゃん……。この子は本当に、突き詰めるとマジで”いい子”なんですよね。
小学生でアイドル~母親の死など、何気に闇の深いキャラかもという声が多いのは事実ですが、それでも変わらず輝きつづけるおんぷちゃんは大人になってもやっぱり可愛いしかっこいい。どれみちゃんたち同様、いつまでもカリスマでいてほしいなあと思います。
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