ドラマ『青い鳥』第6話あらすじとネタバレ感想・考察 |青森にて、理森とかほりの新生活スタート【気持ち悪い?】

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エンタメ

1997年10月に放送されたTBSドラマ『青い鳥』は、幸せを求めさまよう男女を描いたラブストーリー。ただ、不義の愛という設定や展開に『気持ち悪い』など賛否両論の意見もみられます。

今回は『青い鳥』第6話にて、理森とかほりの居場所が早くもひろむにバレてしまった展開のネタバレです。

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【ネタバレ】ドラマ『青い鳥』第6話のあらすじ

理森×かほり×詩織、青森にて新たな生活がスタート

理森の実母のもとを離れ、北へ北へと向かった理森とかほり、詩織の3人。
流れるままに青森県にたどり着き、小さな部屋を借り、まるでままごとのような暮らしが始まった。

新たな仕事を得た理森とかほり。しかし問題は、詩織の学校のことだった。

「住民票がなくても大丈夫だけど…前の学校に問い合わせをするそうなんだ」
「だったら、わたしたちの居場所があの人に知られてしまう…」
「でも……子どもを学校にも行かせてやれないなんて、みじめだと思わないか」

居場所がバレたら最後、ひろむはすぐにここまで追いかけてくるだろう。

そういうかほりの心配はもっともだが、居場所のない詩織のことを思うと理森の胸は痛むのだった。

ひろむ×美紀子、残されたもの同士の会話

一方、ひろむ(佐野史郎)は、美紀子(永作博美)の働く店を訪れていた。

「きみだって、理森のことをゆるせないだろう?」
「きみと話していてやっと気づいたよ…。
俺は、女房を寝取られたのが許せないんじゃない。
死ぬほどすきな女を甘やかしてた自分がゆるせないんだ」

本当に理森のことがすきなら、どんな手をつかっても連れ戻していっしょになれ。
そう言って立ち去るひろむの背を、美紀子(永作博美)は黙って見送った。

理森とかほりの居場所を突き止めたひろむ

詩織を心配する理森とかほり。しだいに口論が増えていく2人の様子に、詩織はひそかに心を痛める。

そしてついに、ひろむに「お母さんと駅長さんをゆるしてあげてほしい」と電話をしてしまう。

「もちろんゆるしてあげるから。今どこにいるの?」
「八戸…」
「八戸って、青森の?」

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詩織から居場所を聞き出したひろむはすぐに駆けつけたが、3人はすでにその場を発ったあとだった。

詩織のヒロイン性が徐々に見えてくるのが面白い

第6話において描かれる一連の流れは、非常に概念的なつくりになっているように思います。

おそらくですが、詩織の学校の件やいかにも不安定な暮らしぶりについては正直いろいろ突っ込みたくなるという視聴者も多いんじゃないでしょうか。しかしそのあたりはまあ、この逃避行劇そのものが計画されたものでなく突発的なものだったため、ある程度は納得できます。

本当に面白いのはいまだにつかめない人間関係と、それにともなう不穏な心情描写のほうなんですよね。

一見、強い絆で結ばれているように見える理森とかほりの関係性は、実はまだまだたしかなものにはなっていない。
一方、美紀子に内心をぶちまけるひろむの孤独もなかなかのもの。

この状況下において、まだ子どもゆえに唯一しがらみのない詩織が動かないほうがおかしいんです。その動機も「お母さんと駅長さんがかわいそうだから」というけなげなもので。

本作のヒロインは実はかほりじゃなく詩織のほうだったのか……! という事実が、実はこの時点ですでに視聴者サイドにもうっすらと明かされ始めているんですよね。いや面白い。続く展開にも注目です。

ドラマ『青い鳥』ネタバレ一覧

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話

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