【暁のヨナ ネタバレ考察】ヒューリの正体とは?死亡した理由とあわせて考えてみた

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白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。

今回は『暁のヨナ』本編に登場する重要キャラ・ヒューリについて。彼の正体とは? あのタイミングで死亡したのはなぜ? 個人的な考察をまとめています。

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『暁のヨナ』のキャラクター・ヒューリの正体とは?

漫画『暁のヨナ』に登場するキャラクター・ヒューリとは、現王スウォンの側近兼護衛をしている男性。もともとはスウォンの父・ユホンの側近であったとされています。

ヒューリに関する詳細な情報は、作中ではほぼ明らかになっていません。そもそもヒューリ自身が自らの正体や信念について語るような場面そのものがなく、また客観的な情報すらもほとんど無いに等しいのが現状。

にも関わらず、このキャラクターへの注目度がやたら高いのは、やはり彼がスウォンサイドの事情を一手に引き受けた形で描かれているためではないかと思われます。

※以下、ネタバレ要素を含みますのでご注意ください

ユホンの亡霊に取り憑かれた一人

ヒューリというキャラクターについて、作中にてヨナ姫が実に端的な説明をしてくれています。

作中の表現をそのまま借りるなら、”ユホン叔父上の亡霊にとり憑かれた一人”である、と。

実際に彼に何度も殺されかけているヨナの言葉ですから、かなり芯をついているはず。加えて個人的には、ヒューリという人間は、ユホンの冷静さと残虐性をそのままコピーして凝縮したような人物であると考えています。相手が女子どもだろうと、指示が下れば間違いなく殺すことのできる、あらゆる点で刺客・暗殺者に完璧に適した人物。

そういう意味では、精神構造だけに着目して語るなら「ユホン=ヒューリ」という公式が成り立ちます。実際のところ、ヒューリが現王スウォンに従ったのは彼を認めていたためではなく、彼が他ならぬユホンの息子であるから、というのが正直なところでしょう。

ヒューリが作中にて、ヨナ姫を殺めることにあれほど執着していたのも、かつてのユホンの暗殺の指示にいまだ囚われていたからに他ならないはずです。

ヒューリはなぜ、あのタイミングで死んだのか?

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ヒューリとは”ユホンのカリスマ性”を演出するためのキャラクターだった

重要キャラの一人であるヒューリですが、緋龍城を落とすため派遣された南戒の刺客集団ドロモスとの立ち合いの中で、実にあっけなく命を落としています。

作中にて最強かつ最恐とされる武人・ハクよりも強いのではとうたわれていたのに、なぜあれほどあっけなく死んでしまったのか。ストーリー展開として必要だったという理由はもちろんあるかと思いますが、個人的には「キャラクターとしての役目を終えたから」というのが主なる理由なのではという気がしています。

おそらくヒューリというキャラクターの存在意義は「故ユホンのカリスマ性を際立たせる」こと。ユホンはその残虐性ゆえ、やってきた政は決して権力者として決して正しいとは言えませんでしたが、それでも”他人を魅了する”力には生まれつき恵まれた人物だったのだろうと思います。

カリスマ性、人柄としての魅力はユホンにあり、イルにはなかったもの。だからこそスウォンとヨナの親世代にてあれだけのすれ違いと悲劇が生じてしまったわけですが、ユホンが死んでもなお、その息子に粛々と付き従うヒューリを機械的に描くことで、その悲劇性がより強調されているように思います。

では肝心のスウォンのほうは、ヒューリをどう思っていたのか…というのも気になるところではありますが、まあそこが作中で描かれることは無いでしょう。

台詞すらほとんど無かったヒューリでしたが、だからこそかえってあれだけの存在感が感じられたのかもしれません。つくづく面白いキャラクターの一人だったなあと思いますね。

『暁のヨナ』感想考察一覧 | あねもね

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