【暁のヨナ ネタバレ考察】水の部族長の娘リリはスウォンとくっつくのか?

-

※記事内にPRを含む場合があります

エンタメ

白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載されており、メディアミックス作品としても注目を集めている少女漫画『暁のヨナ』。

今回は『暁のヨナ』に登場するキャラクター・リリについて。ヒロインのヨナと仲の良いだけでなく、現王スウォンに唯一切り込める人物としても描かれており、脇役ながら重要キャラの一人として注目されています。

-

水の部族長の娘・リリのキャラクター性について

立場・性格ともにヒロイン・ヨナ姫に似ている?

水の部族長の娘・リリとは、『暁のヨナ』に登場する女性キャラの一人。長い黒髪と強気な性格が特徴で、ヒロイン・ヨナ姫と仲の良い人物としても知られています。

『暁のヨナ』は少女漫画というカテゴリーにありながら、そもそも女性キャラの登場そのものが極端に少ない希少な作品の一つです。

たとえばストーリー序盤に登場したキャラクター・ミンスも当初はその中性的な容姿から「女性なのでは」と思われていましたし、主要キャラの一人・ユンくんでさえ、いわゆる”美少女”的扱いをされがちです。加えて、こちらについては本人が断固として”天才美少年”をくり返し自称していなければ、周囲の認識や扱いはもはや完璧に”女の子”のそれだったのではないかと予想します笑。

また、同じく主要キャラであるスウォンさえ、「かっこいい」ではなく「美しい」青年として描かれています。作者の草凪先生ご自身が「”女である”という明確な説明や描写のないキャラクターはたいがい男です」と説明されていますが、これだけ美少女ならぬ”中性的美少年”があふれる少女漫画は、あらためて考えると実は結構珍しいのかもしれないなあと思うんですよね。

そんな中、初めから正式に「女の子」として名乗りを上げて出てきたキャラクター・リリちゃん。ビジュアルについても、こうしたアジア系ファンタジーには必須のアジアンビューティーな黒髪美女という出で立ちで、立場や性格についてもなかなかよいポジションだよなあと思います。

そして、舞台である高華国は、権力を五部族がそれぞれ分かち合う形で成り立っているという、少々危うい雰囲気をそなえた一国です。水の部族長であるジュンギ将軍の娘・リリは、その点、イルの娘であるヨナと立場的には最も近い人物であると言えます。

ここからは完全なるタラれば論になりますが、たとえば少しだけ世界線が違って水の部族が王権をもっていたとしたら、そして比較的事なかれ主義なジュンギ将軍が”戦を避ける”方向性を徹底して貫いていたとしたら…。

その場合、謀反により殺されていたのはもしかしたらジュンギ将軍だったかもしれません。となると、その娘リリは現在のヨナと完全に同じポジションに置かれることになります。

このように、完全に置換可能なキャラクターがヒロインの傍にさりげなく出現する設定や展開は、少女漫画では比較的よくみられます。が、本作において面白いのは、リリがヨナに心から憧れており、自分も変わりたい、彼女のようになりたい、とまで思いつめている、といったキャラクター性。

-

一般には、リリの姿をみたヨナが「自分もあんなふうになりたい」と望む展開のほうが自然なんじゃないかと思うのです。言うまでもなくこれはヒロイン・ヨナの成長物語でもあるので、そのほうが展開としても描きやすくなるはず。

しかし作中ではヨナだけでなく、リリの成長も”並行して”描かれています。あくまでライバルではなく”戦友”として。あまり注目されていない部分かもしれませんが、個人的にはこの描き方、なんだかとても好きなんですよね。単純に、絵的にうつくしいなあという意味合いで。

リリはスウォンとくっつくのか?

そんなリリですが、作中では主要人物スウォンに対し唯一切り込める人物としてもピックアップされています。シーンによってはなんとなくいい感じの距離感にもみえることから、「いずれはスウォンとくっつくのでは?」という声も少なくありません。

その展開も見てみたくはありますが、個人的にはまあそれはないだろうな~と思っています。リリはあくまで、ヒロイン・ヨナの親友ポジで出てきたキャラクターなわけですし、このうえメインキャラとの恋愛要素まで出てくるとなるとさすがに属性が渋滞しすぎな感があるような、ないような。

最新255話にて久々に登場したリリは、やはりスウォンやヨナ不在の空都を守れるくらいには”しっかりして”きたんだろうな~としみじみ。この先もひそかに注目していきたいキャラクターの一人ですね。

『暁のヨナ』感想考察一覧 | あねもね

タイトルとURLをコピーしました