『暁のヨナ』最新255話(44巻収録) ネタバレ感想と考察| イクスの予言、”剣と盾”

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エンタメ

白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。

今回は漫画【暁のヨナ】の255話(44巻収録)『最後に話したことは何だっけ』のネタバレ感想と考察について。

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『暁のヨナ』255話(44巻)「最後に話したことは何だっけ』のネタバレ感想・考察

この記事では、本編あらすじの詳細な文章化はしておりません。ネタバレ要素はありますのでご注意ください。

イクスの予言「剣と盾」とは

今回255話におけるピックアップはやはりここでしょう。物語の序盤に登場して以来、随所でそれっぽい要素がありつつも決して詳細は明らかにされなかった「イクスの予言」。謎めいた文言における「剣と盾」の正体ですね。

この「剣と盾」について、ハクとスウォンの二人なのではないか、はたまたヨナとスウォンなのではないか…みたいな意見を時おり見かけますが、個人的には人間・人物ではなく物理的な「剣」と「盾」でも全然おかしくないんじゃないかなあ…とは薄々考えておりました。

ヨナの舞台「高華国」はもちろん架空の国ではありますが、随所の描写から、主に古代中国や韓国の在り様を参考に描かれているであろうことは想像できます。

そして、主に中国史、中国剣などの歴史を考えると、剣をはじめとした物理的な存在に何かしらの信仰的な意味が込められていること、神話や伝説とあわせて語り継がれていることは決して珍しくないんですね。たとえば、中国の刀剣史における中国剣は、戦の神と言われた怪神が生み出したものだとされ、口承として代々受け継がれています。

「剣と盾」が人間をあらわしているとすると、もちろんそれはそれでストーリーとしては面白いけれども、ある種いかにも”漫画っぽい”展開になってしまうなあと。一方でホンモノの剣と盾であるなら、いわゆる”ザ・歴史もの”っぽい要素が加わることにより、一つの作品としてもより面白みや深みが増してくると言えるでしょう。あれ、これはまさか、うまくいけば歴女さんや韓ドラファンの皆さんをヨナファンに引き入れることも可能なのでは…! いや、そこはまあ、ひとまずおいておきましょうか笑。

さて…ゼノの願いは叶うのか?

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暁のヨナの「イクスの予言」について

闇落つる大地
龍の血により再び蘇らん
古の盟約に従い四龍集結せん時
王を守護する剣と盾が目覚め
ついに赤き龍
暁より還り給う

『暁のヨナ』作中より引用

さて、今回253~255話あたりの流れにおいて、四龍の歴史がひとまずは”終わった”と仮定しましょう。しかし肝心の緋龍王(ヨナ)が生きていて高華国で苦難にさらされているかぎり、四龍にまつわる伝説の諸々が完全に終了するとは到底思えないんですよね。

そもそも四龍とは龍神のためではなく、他ならぬ緋龍のために生み出された存在。それなのに緋龍をおいて天に還り、ゼノの死とともにすべてが消滅…となると、やはり物語の前提が一気にゆらいでしまう気がしてなりません。

そこでいきてくるのがイクスの予言のラスト「赤き龍 暁より還り給う」の部分なのではないかと。なんともかっこいい雰囲気がただよう文言ですが、この箇所が『暁のヨナ』1話冒頭部分につながるのではないかと個人的には期待しております。

現状、ヨナはいわゆる”王家の人間”としてはすでに目覚めているが、”緋龍の生まれ変わり”としては完全には目覚めていないのだと思っています。伝説の人間の化身としてはまだまだ眠っている状態か、せいぜい潜在意識にうもれていた部分が少しずつ浮上しつつある段階にあるのかな、と。

ひとまず今回、四龍に関する展開は一段落したのでしょう。というわけで今後のヨナの動きに期待したいところ。次回は256話、楽しみに待ちましょう。

『暁のヨナ』感想考察一覧 | あねもね

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