1997年10月に放送されたTBSドラマ『青い鳥』は、幸せを求めさまよう男女を描いたラブストーリー。ただ、不義の愛という設定や展開に『気持ち悪い』など賛否両論の意見もみられます。
今回は『青い鳥』第7話にて、理森とかほりの北海道での新生活やかほりの死に関するネタバレです。
【ネタバレ】ドラマ『青い鳥』第7話のあらすじ
この記事では本編あらすじ全ての詳細な文章化はしておりません。
ネタバレ要素はありますのでご注意ください。
かほり×理森×詩織、次の行先は北海道
青森にて新生活を始めたものの、ひろむに居場所を突き止められ、新たな居場所を探さざるを得なくなってしまった理森たち。
「どこに行こうかな…」
「北海道は初めて? あそこなら、多分人目につかないと思うけど」
「ごめんなさい…あたしが、あんな電話をしたから」
「詩織のせいじゃないよ」
かほりと詩織を連れている以上、常に人目を気にしながら移動しなければならない。
日本地図を広げた理森は、悩んだ末、次の行き先を北海道に決めた。
一方、青森まで足を運んだにもかかわらずかほりに逃げられたひろむは、ひとまず周辺の聞き込みを続けていた。
そして、かほりが働いていた漁港の食事処にて、彼女が子どもの頃の北海道の思い出話をしていたことを早くも聞きつけたのだった。
理森とひろむの目の前で死を選んだかほり
北海道で学校に通い始めた詩織。新しい学校は生徒数は少ないが、そのぶん和気あいあいとした雰囲気があり、詩織にとって良い環境のようだった。
しかし、3人の居場所をひろむがついに突き止める。
ある日、理森がいないときに、ひろむはかほりのもとにふらっと現れた。
じわじわとにじり寄るひろむに、かほりは後ずさる。
「東京であたしのことを拾ってくれたこと、とても感謝しています。
でも、あなたのところにはもう戻れない…
あなたといっしょにいるとき、あたしは死んでいた。
あたしは、あなたのおもちゃじゃない」
「あの男だっておまえのおもちゃだろう…?」
戻ってきた理森を、ひろむは容赦なく殴りつける。
「やめて… やめてください!」
恐怖のあまり、かほりは山小屋を飛び出した。
かほりを見つけ出した理森は、彼女をやさしく抱きしめる。
「俺が守るから…」
理森の肩越しに、かほりは夫の顔をみた。
もう、これ以上はいけない…。
「ありがとう」
かほりはそれだけ言い、理森の腕を振り払って崖から身を投げた。
オープニングにて、詩織が黒いワンピースで登場する意味とは
あわただしく始まった新生活。そして早くも3人の居場所を突き止めたひろむ。…からのかほりの死。
さすがにスピード感のありすぎる展開ではありますが、個人的に注目したいのは第7話のオープニング。
これまでは理森(豊川悦司)中心の抽象的な映像が中心でしたが、今回初めて、真っ黒なワンピースをまとった詩織があらわれます。
詩織の着ている黒いワンピースは、母・かほりの死を悼むためのものでしょう。が、それ以上に、詩織や理森の画や動きの魅せ方がここから明らかにガラリと変化しています。
本作は、ヒロイン・かほりの死でいったん幕を閉じる物語ではありません。本来のヒロイン・詩織が表に出てくることで、初めて本当の意味で物語がスタートする……。この段階的な幕の開け方が本当に面白いし、目が離せなくなるんですよね。続く展開にも注目です。
▼ドラマ『青い鳥』ネタバレ一覧
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