『星降る王国のニナ』最新59話ネタバレ感想と考察| ニナの星の力が他者に奪い取られる?

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女性向け漫画雑誌『BE・LOVE』にて連載中の王道ファンタジー『星降る王国のニナ』。2024年にはアニメ化も決定し、多くのファンタジー漫画ファンから注目を集めています。今回は、『星降る王国のニナ』最新59話のネタバレ感想と考察について。

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『星降る王国のニナ』最新59話ネタバレ感想と考察

星の民に会いに行ったニナだったが…

前回、砂漠の踊り子たちの手を借りて王宮へ向かったニナ。目的は囚われの身となっているらしい星の民に会いにいくことだったわけですが、とことん巻き込まれ体質な彼女の属性を考えればやはりそう上手くいくはずもなく。

そして案の定、彼女を出迎えたのは腹に一物も二物も抱えていそうな双子の王子たちでした。おっと、またここで新キャラくるのね……。

ニナの星の力が他者に奪い取られる可能性

本作は、多くのファンタジーファンが認めるザ・王道ファンタジーであるといわれています。が、そのわりには作中のそこかしこに、妬み嫉みに自己否定、他者否定……と、人間が心の裏でひそかに抱いているような真っ黒な感情が至極当然のように湧きだしてくるのが面白いところ。

ニナの持つ「星の力」は、現代社会に通用する概念にむりやり例えるなら「才能」とか「可能性」とか、あるいは「お金」とか……。とにかく使い道や使う人によって善にも悪にも変わりうるものであるのは間違いないと思われます。

その点、ヒロインであるニナのキャラクター性そのものが、実はかなり危ういものであるといえるんじゃないでしょうか。

もちろん彼女自身は一貫して「天真爛漫」かつ「情熱的」であるという絵に描いたようなヒロイン性を保っていますが、そもそも前提として「自分はあくまでアリシャ姫の身代わりである」「誰かに必要とされなければならない」といった自己犠牲的な意識が人一倍強いわけで。

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今回、地下牢に閉じ込められていた謎の人物に星の力を奪われてしまった(と思われる)ニナ。自身の特性ともいえる「星の力」が他者に奪い取られる可能性が出てきた今、彼女ははたしてどこまで「善意」を保てるのでしょう。

もちろん物語はまだそこまで進行していないものの、本物のアリシャ姫が実は生きている、そしてその目的も少々きな臭い……あたりの設定を加味すれば、やはりこの先少しずつ、ニナの立場もより危ういものになっていく可能性が高い気がしますね。

……まあそれでも「私は戦う!」という正義モードに全振りしてくれるのがきっとニナというキャラクターなのだと思います。良い子なのよね、本当に。

忌み子として排除された王子ウールヴル

そして、まさしく黒~い感性の象徴のようにもみえる新キャラ・アスタ王子&ウールヴル王子。特に、個人的にはウールヴル王子の存在が非常に気になります。

双子の片割れとして存在を否定されてきたとのことでしたが、この特殊かつ残酷な設定は「アリシャ姫の身代わりとして担ぎ出された」というニナの身の上にかなり通ずるところがありますね。

予言がどうこうと言っていますが、今のところアスタとウールヴル両名の真意はさっぱり見えてきません。

さらに王子二人の存在に加え、「呪い師」であり「予言者」である謎の人物のバックボーンがひとまず気になるところ。続く展開にも注目です!

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