小山ゆう先生原作の歴史アクション漫画『あずみ』。幕末の動乱を舞台に、暗殺者として育てられたヒロイン・あずみの生き様が描かれます。最終回、あずみの運命はどうなるのでしょうか。
今回は『あずみ』の結末ネタバレや死亡キャラの最期について。
漫画『あずみ』(第一部)の最終回・ラストはどうなった?
故郷の村に帰るが、結局旅立つことに
暗殺者として育てられ、幕末の動乱を戦い抜いたヒロイン・あずみ。本編最終回ではどんな運命を迎えたのでしょうか。結論からいうと、あずみ(第一部)のラストは、ほとんど読者の想像にお任せ…といった雰囲気で終わっています。
大勢の仲間や味方だった人間が死んでしまい、自分ももう疲れたし暗殺稼業から足を洗いたいという一心で、生まれ故郷(と思われる)「安曇野」の村を訪れたあずみ。
昔、この村から女の赤ちゃんが盗まれた、さらわれたことはなかったかと村人たちに聞くあずみですが、誰もが「そんなことはなかった」と答えます。
がっくり肩を落とすあずみに「しばらくここでゆっくりしていきなさい」と優しい言葉をかけてくれる村人たち。あずみはその言葉に甘えてしばらく安曇野で過ごします。
が、ある日、自分を襲いにきた刺客に村人が殺される夢をみたことをきっかけに、村を出ようと決心。この村を自分の故郷だと思って生きていこう。そう思いながら村を去り、天海の元へ戻ろうとするあずみですが、背後にはすでに彼女を追う刺客の姿が……。
あずみは生涯、戦いつづけるしかないのか?
暗殺者として生まれ育ち、いまだ血なまぐさい世界しか知らないあずみ。そもそも腕の立つ刺客・暗殺者として顔も名前も広まっているわけですし、多くの恨みもかっているでしょう。
本気で戦うことをやめたいなら、それこそ外国にでも逃げるしかないんじゃないでしょうか。生まれつき息をするように人と戦ってきたあずみにとって、戦うことはそのまま生きることに直結していますからね。
ハッピーエンドとはいえないまでも、きれいごとではない、リアルな終わり方でよかったなあと思います。
原作漫画『あずみ』の死亡キャラは?結末・死因まとめ
きく死亡【あずみ15巻にて青龍に殺される】
もともとはあずみを狙う刺客の一人だった重要キャラ・きく。彼の死は、あずみ本編15巻にて描かれました。ヒロインあずみと長いことともに旅をしてきたからこそ、彼の死は読者にとってもかなり重いものだったでしょう。
刺客だったきく自身が、皮肉にもあずみを狙う刺客に凌辱されたあげくころされてしまった。きくが女の心をもつ男性だったからこそ、なによりあの最後はひどすぎたし描写も痛ましくみていられなかったという声も多いですね。
本作にはサイコっぽいキャラが多数登場しますが、その中でも青龍のやり口はなかなかひどいものだったと思います。作中にて仲間が一人二人といなくなるにつれ、あずみは「自分のような人間は一人でいたほうがよい」と考え始める節がありますが、その発端はきくの一件だったのではないでしょうか。
千代蔵死亡【あずみ41巻】
あずみを実の姉のように慕い、常にベッタリくっついていた千代蔵。
彼の死は、あずみ本編41巻にて描かれました。
誘拐された徳川忠長を救出するため、あずみと千代蔵が連れ立って山奥の国へ向かった、その帰り道のこと。ふいに刺客に襲われたあずみをかばおうとして、そのまま返り討ちにあったような形でした。
千代蔵は本当に、いろいろな意味で良いキャラクターだったと思うのです。あずみに母性を求めるような幼児性と、あずみのためなら何でもやってやる的なメインヒーロー感がイイ感じに混在していた気がする。
ただ、あずみと行動をともにし始めたころから、なんとなく死亡フラグっぽいものはたくさんあったような気もするんですよねー。残念ながら”あずみと仲良し”はもはや死亡フラグなのがこの作品の鉄則ですから。
志乃・菅野先生死亡【AZUMI―あずみ―(第二部) 4巻】
志乃の死は、あずみ第二部『AZUMI―あずみ―』4巻にて描かれました。死因は、旗本の欣矢たちに拉致されて犯されそうになり、自ら命を絶つという残酷で悲しいもの。婚約者・菅野先生も道づれでしたね。
この展開は死に方の描写含めマジでつらかった……。あずみ作中では、美人で性格もいい女の子ほど無残な死に方をする傾向が強い気がしますが、第二部でもそこは同じなんですね。菅野先生も同じく、良い人が非業の死を遂げるお決まり展開でした。
唯一生き残ったのはまさかの飛猿
あずみの味方で唯一、生き残ったのはまさかの飛猿。登場時はいかにもな小物感が強く、あーこれはすぐあずみに殺られて退場パターンかなあと思われていたキャラクターです。
他のメインキャラと違い「仲間」という感じでもなかったものの、なんだかんだであずみの味方をしてくれていた希少なメンバーの一人でしたね。
あずみの世界観においては、基本あずみの味方をしてくれるいいやつor重要人物は早期に命を落とすのがデフォですが、その点、飛猿は良い立ち位置だったよなあ。案外、現実でも飛猿のように当たり障りのない、つかず離れずの性格のやつがうまくやっていけるものなのかもしれません。
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