女性向け漫画雑誌『BE・LOVE』にて連載中の王道ファンタジー『星降る王国のニナ』。前回、いよいよ星の民との対面をはたしたヒロイン・ニナ。隠された真実が少しずつ明らかに…。今回は『星降る王国のニナ』最新62話のネタバレ感想と考察について。
『星降る王国のニナ』最新62話ネタバレ感想と考察
ニナとアリシャはお互いの半身のような関係性
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62話の注目ポイントは、星の民が語ってくれた星の神のお話。そこで今回、ヒロイン・ニナとアリシャの関係性がようやく明らかになりました。
この二人、そもそも同じ一つの魂だったということなんですね。しかし、獣の神とやらの策略により二つにわかれてしまい、今に至るのだとか。
このあたりの描写については、どことなくギリシャ神話とかエジプト神話っぽいなあと思います。
ギリシャ神話のオルペウスとエウリディケしかり、エジプト神話のオシリスの復活しかり、神の怒りにより魂が引き裂かれて地上をさまよう話って実はかなり多いんですよね。
こうなると、やはり最終的にはニナがアリシャを救う~共存のような流れが濃厚になってきたような気がします。しかしその場合、結局ラスボスは獣の神ということになるのでしょうか。
そして星の民についても、神に近い存在であることがついに明らかに。こういう立ち位置のキャラクターが長寿なのはもはやあるある。
今回のエピソードはいつになく概念的な作りになっているなあと感じます。抽象的な描写も多くまだまだ謎は残りますが、とりあえず星の民たちの存在が「聖なるものを守るため」のものであることをこの段階で強調しておきたいのかなあという感じ。
しかしこの神話っぽい物語構成、好きな人はものすごく好きだろうなあと思います。『メアリと魔女の花』とか好きな人とか、ドンピシャなんじゃないかな?
ヒカミは極悪非道な王の血を引くもの
さらに、隠れ重要キャラ(?)ヒカミの正体も明らかに。なんと彼女は、ヤバい奴だったと噂の王の血を引いているらしく……。
ヒカミの存在感って本当に絶妙なんですよね。ヒロイン・ニナの存在を食うレベルではありませんが、読者に「こいつ……絶対何かあるよな!」とひしひしと感じさせる空気感を持っている気がします。
実はヒロインであるニナと同等か、それ以上に丁寧に作りこまれたキャラなのではないではないかという気がします。
また、アスタとウールヴルサイドもまだ諦めていない様子。ヒカミがどれだけやり手であろうが、さすがに相手が悪い気がしないでもない。しかしながら、王子vs侍女のシチュエーションにただようドラマ性が半端じゃないですね。
たとえば、侍女が実は王子を守るために鍛えられた影の護衛だったり、逆に王子が未熟で、侍女の方が圧倒的に強かったりするのはまさに少女漫画あるある。
アスタとウールヴルのアクション性にも期待したいところですね。続く展開にも注目です!
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