白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。
今回は漫画【暁のヨナ】最新267巻(46巻収録)のネタバレ感想・考察について。
【暁のヨナ】最新267話(46巻)のネタバレ感想・考察
ヒロイン・ヨナに課せられた重すぎる選択

267話の舞台はあいもかわらず血の盃のなか。非常に抽象的ながら、いよいよ芯をついたセリフや展開が目を引く回でしたね。
・高華国の平和は龍神の加護のもと成り立っていた
・しかし龍神たちもまた、”契約”に縛られた身である
・”契約”が破綻したから、高華国の平和は終わりを遂げた
この一つのエピソードにおいて、上記の重要な事実3点が龍神たちの口から語られています。
さらに、この時点においてキジャ、ジェハ、シンアの三龍はすでに龍としての能力を奪われているわけで。しかし、彼らの能力を奪った龍神サイドもまた、契約とやらを破ったペナルティ(?)のためか知力を著しく失っている……。
となると、ここから事態を動かすことができるのは良くも悪くもヨナひとり。さすが、ヒロインに与えられた試練はちょっとレベルが違いますね。
ただ、ヨナが盃の中に入った瞬間から、こういう展開になるであろうことを予想していた読者はかなり多いんじゃないかと思うのです。
地上にさえいれば、ハクはもちろんのこと、今やスウォンやケイシュク、高華国軍の多くが、戦を手助けし(表面上は)勝利を導いたヨナに肩入れしているのが現状。表現はあれですが、これまでにくぐってきた修羅場を考えると少々”甘い”環境だといえます。
そもそもヨナは、仮にも”緋龍の化身”としてこの世に送り出された赤髪のお姫さま。この壮大な物語もすでに佳境に入っています。ヒロインに与えられる試練が作中で最大のものでなければ、ストーリーは完結しないでしょう。
天秤にかけられたのは「ハクの命」
では、そんなヨナが一番守りたいものは何なのか?
この一点だけは、物語冒頭から一貫しています。そう、彼女にとって何より大切で守らなければならないのは、幼なじみの護衛であり今や恋人にもなったハクの命だけなんですよね。
四龍を集めた動機も元はといえば、緋龍としての勤めを果たすためなどではなく「ハクを死なせないため」とにすぎなかったヨナ。
しかし、今はあのころとは状況が全く違います。ハクと自分の命だけを守っていればよかった当初と比べ、現在のヨナは”四龍を幸せにするために生まれてきた”ことを自覚したヒロインであり、また”次期国王”でもあるわけで。
守らなければならない存在があまりにも増えすぎた現状。これまでのヨナの在り方を考えれば今後の選択はうっすら予想できそうなものですが、どちらに転んでもつらい展開になるのは間違いなし。
現時点で頼りにできそうなのは、唯一地上へ戻っていったっぽいゼノ、そして地上でハクとともに待つスウォンの存在ですね。
特にスウォンは、仮にも”緋龍の末裔”という重要な肩書きをそなえたキャラクターです。本人が神の力を認めようが認めまいが、ストーリー上、何かしらの役割は課せられているはず。いやぁ~妄想が膨らむなあ。続く展開にも注目です!
かれこれ10年推してきた漫画『暁のヨナ』が最終章に突入したので、これまでの感想ブログをまとめてみた。
【暁のヨナ】最新45巻(259話~)のネタバレ感想・考察まとめ| 悪役になりきれないゼノが切ない
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