『星降る王国のニナ』最新64話ネタバレ感想と考察| アリシャ×アズールと獣の神

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エンタメ

女性向け漫画雑誌『BE・LOVE』にて連載中の王道ファンタジー『星降る王国のニナ』。ついにアニメ放送もスタートし、多くのファンタジーファンから注目を集めています。今回は、『星降る王国のニナ』64話のネタバレ感想と考察について。

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『星降る王国のニナ』最新64話ネタバレ感想と考察

アリシャ×アズール、腹のうちを探りあうやり取り

最新64話も見どころ満載でしたね。

まずは戦場での描写。ファンタジー系の少女漫画作品において、戦争の描写をどこまでリアルに描くかというスタンスは本当に漫画家さんによって全く違うんですね。

なにしろ一番の見せ場である、メインキャラクター(少女)の繊細な心の動きとは全く相反する部分ですから、描く側としてもやはり慎重にならざるを得ないのかなあと思うのですが。

その点、”剣が刺さったまま崩れ落ちるアリシャ”の図はなんとなく衝撃でした。が、アリシャというキャラクターの特性を考えると、むしろ自然な気もするのも正直なところ。

ヒロイン・ニナの”影”として存在するアリシャ

前提として、アリシャはヒロイン・ニナの“影”として物語に登場しているキャラクターといえます。

少女漫画作品において、どんな物語にも主役にはなれない、もうひとりのヒロインが必ずいるものですが、アリシャはその典型といっても良いんじゃないかな。

ニナと同じ魂を持つものの、アリシャの”闘い方”はニナのそれとは明らかに違う。読者サイドから見ると、ニナの眩しさが増すほど、アリシャの影は濃くなっていくようにも思えます。陰と陽、もしくは太陽と月、的な……いや切ないねえ。

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「獣の神」の目的とは…

獣の神を「受け入れている」というアリシャ、そして自身を明け渡さないよう抵抗するアズール。このあたりの描写もかなり象徴的に感じました。

ファンタジー作品において「獣」という存在は、多くの場合、人間の内に潜む本能や欲望、理性を失った衝動の象徴として描かれます。

本作においても、「獣の神」は文明や秩序といった人間が重んじるものとはまるで真逆の、暴力とか、自己中心的な本性を肯定する存在として強調されている気がするんですよね。

アリシャはともかく、アズールはこれほど凶暴な存在を飼いならすほどの器なのか少々疑問なのですが、そのあたりも今後掘り下げられていくんじゃないかなあ。続く展開にも注目です!

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