吉田結威さんと山田義孝さん2人からなる音楽ユニット・吉田山田の楽曲『もやし』は、ファンのあいだでは隠れ名曲と名高い一曲。
耳に残るメロディーと深イイ歌詞に、近年はTiktokなどのSNSにて、若い世代のあいだでも話題となっています。今回は吉田山田の楽曲『もやし』の歌詞の意味や元ネタなどについて。
「もやしの歌」の元ネタは?最近話題になったワケ
人生はもやしの繰り返し
吉田山田『もやし』
もやし もやし もやしになるんだよ
通称「もやしの歌」として親しまれているこの曲は、吉田結威と山田義孝からなる男性二人組音楽ユニット・吉田山田の楽曲『もやし』。
もともとは当ユニットの6枚目のアルバム『欲望』収録ナンバーであり、ファンのあいだではいわゆる隠れ名曲として長きにわたり注目を集めていました。
そして、その歌詞のキャッチーさがTikTokなどで話題になり始め、もはや隠れ名曲というよりガチ名曲として広く知られるように。
なにげなく耳にした『もやしになるんだよ』のフレーズ、たしかにめちゃくちゃ気になりますよね。おいおいどない意味やねん…と調べてみると、意外にも深イイ話っぽいので知っておくとちょっとためになるかも。
「もやしになるんだよ」、歌詞の意味は?
もう やだ しにたい
その言葉の頭文字をとると
もやし もやし もやしになるんだよもう やばい しあわせ
吉田山田『もやし』
その言葉の頭文字とっても
もやし もやし もやしになるんだよ
『もうやだしにたい』で一気にメンヘラソング感が。しかしそれに続く『もうやばいしあわせ』にじんわりと心を打たれます。
個人的には『辛い』の漢字に一本線を足すと『幸せ』になるという話を思い出しました。不幸と幸福は紙一重、どんなタイミングでどちらに転ぶのかはだれにもわからない。人生ってそんなもんですよね。
そしてラスト。『もし やっと しあわせ その言葉の意味を知れた時は』。
この境地にたどり着くことができるのはきっと『しにたい』と『しあわせ』両方の気持ちを知っている人だけなのでしょう。
『もやし』のひと言にこれだけたくさんの人生論が詰め込まれた楽曲は、世界中探してもきっと他にはないはず。最高のおもしろ人生賛歌として、今後も多くの人に愛されてほしい一曲です。