白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。
今回は漫画【暁のヨナ】最新265巻(46巻収録)のネタバレ感想・考察について。
【暁のヨナ】最新265話(46巻)のネタバレ感想・考察
四龍伝説の幕引き
265話は完全なる四龍物語の幕引きといった雰囲気でしたね。もはやヒロイン・ヨナの姿すらほぼ出てきていません。
ヨナ vs 龍神のターン、ゼノ vs 龍神のターンはひと段落して、最終的には四龍 vs 龍神という布陣になるのね…。しかしそもそも、龍神が”四龍”をつくったのは世の人々の幸せなどではなく、単に「緋龍が心配だったから」という何とも独善的な理由からでした。
君ひとりでは地上でうまくやっていけないだろうから、せめて僕の化身を送るよ…的な。これはもうモラハラ彼氏なみの過激発想なんじゃないか?
かなり前にゼノが「緋龍王にとって四龍は重荷でもあったのかもしれない(意訳)」といった発言をしていましたが、今回はわりとそれを裏付ける内容だったような気がします。
結局のところ、四龍は「人間」に戻れるのか?
ゼノを除く三龍は人間に戻してやる、という龍神さま。しかし皮肉なことに、そもそもゼノ以外の三龍は人に戻ることを望んでいないのでは…というところが、今回のエピソードで新たに見えてきた側面ではないでしょうか。
言うまでもなく、キジャにとっては四龍であることは「誇るべきこと」「自身の存在意義」に他なりません。たとえ今さら人の身になり、地上に戻され生きながらえたとして、彼自身が幸せに生き抜ける未来は想像がつかないといいますか…。
シンアとジェハについては、あるいはヨナで出会う前であれば、人に戻れると聞いて素直に喜べたのかもしれません。が、「命ある限りヨナを守る~」というシンアの言葉、そして「四龍でよかった」というジェハの言葉からも、現在は間違いなくキジャ寄りの思想を持っていることがうかがえます。
すぐ傍に混じりけのない強い思想を持つ人物がいれば確実に影響されるのが人情だといいますが、まあキジャの影響力パねえ…! っというところなのかな。
特にジェハ。”四龍としての”在り方について、ここまではっきり宗旨替えできるのはやっぱり根がめちゃくちゃ純粋(ゼノ談)だからなんだろうなと思います。
しかし、傍からみれば龍の手を失ったキジャはもはや白龍ではないし、龍の眼を失ったシンアももはや青龍ではない。
胸の痛いシーンも多かったものの、ある意味「四龍が人に戻る可能性」を読み手にひしひしと感じさせる象徴的なエピソードでもあったように思います。
とはいえ、現時点で四龍が龍神に反抗するのはさすがに分が悪すぎる。ひとまず四龍と龍神のスタンスもはっきりしたところで、あとは成り行き任せになりそうな予感がしますが。あと、さすがに血の盃のターン長すぎん…? いや、続きも楽しみです!
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