【暁のヨナ】最終回はいつ…?気になるポイントを予想してみた【ネタバレ考察】

-

※記事内にPRを含む場合があります

エンタメ

白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。2025年半ば、そろそろ最終回が近いのではないかとささやかれつつありますね。

今回は最終回の内容を勝手に予想しつつ、未解決の謎や気になる部分をネタバレしつつふり返ります。

-

【ネタバレ考察と予想】『暁のヨナ』最終回はいつ? 気になるポイント7つ

①四龍は天へ還るのか、人としての寿命を全うするのか

まず特筆すべきはやはり「四龍」ですね。最大の未解決ポイントといえばやはりここでしょう。

「天へ還る」という終わり方は、ひとつの物語の終焉として非常に美しいと思います。

しかし、それがもしキジャ、ジェハ、シンアの死を意味するのであればあまりにも救いがない。(ゼノはさておき)。結局、四龍は緋龍をお膳立てするための単なる身代わりということになってしまいますからね。

では、四龍の能力を失い、人として天寿を全うするのか? 正直、最終章に突入したあたりから、この線がじわじわと濃厚になってきた気がしています。

ジェハは片足を失い、キジャは片腕を失い、シンアは目を失い、それでも高華国を治めるヨナのそばに居続ける。

初代四龍が緋龍王を看取り、そして、緋龍の生まれ変わりであるヨナが最後の四龍を看取って、四龍伝説は終わりを告げる。個人的にはこの説を推しておきます。

②スウォンは死ぬのか、生き残るのか

そしてスウォン。緋の病を患った彼は死ぬのか、それとも生き残るのか?…表現があまりに直接的ですみません。笑

でも、「緋の病」というポイントは確実に物語の芯になっているわけですから、最終的にそこが描かれないということはないでしょう。

作中にて「緋の病を患って治った者はいない」とゼノが明言しています。この発言が覆されることはさすがにないはず。つまり、スウォンの緋の病が「ご都合主義的に消えてなかったことになる」ことはないと予想します。

でも一方で、もし四龍が人としての死を免れるのであれば、緋龍王の末梢のみが宿命を背負うのはあまりにもむごすぎる。

それに、何というかこのオチをやるならあらかじめ「宿命ってこんな重いものだけど誰も避けられないんだよそういうもんなんだよ~~~」マインドが作中にもっと濃厚に漂っているはずだと思うんですよね。

『暁のヨナ』で描かれる「絶望」は、最終的にたどり着く「希望」を描くための通過点みたいなものだと思っていて。間違えてもその逆ではない。

スウォンの「宿命」に関しても、そこのセオリーは守り抜いてほしいなあと切に願っています。

④ヨナは「女王」になるのか

-

ヒロイン・ヨナについて。彼女は「女王」になるのでしょうか。

正直、これまでの展開をみていれば、ヨナが玉座に収まりさえすればいろいろうまく回り始めることは容易に予想できます。

が、一方でヨナ本人が「わたしは玉座に座りたいわけではない」と作中で明言しているのも事実。ここの整合性はとれるのか、要はヨナ自身の心情しだいですよね。

一度は国を追われた王族が、長い旅の末ふたたび戻ってきて玉座につく。この展開は主に童話の世界で「行きて戻りし物語」と呼ばれる有名な手法です。

この感じで丸く収まる……のかなあ? こうご期待という感じですね。

⑤スウォンがヨナに渡したかんざしの真意とは

スウォンがヨナに渡した「かんざし」の行く末について。これが気になる人はもれなく水の部族の姫君・リリちゃんファンなんじゃないかな。

現在、かんざしはリリの元にあるはず。(……だったよね? 連載が長すぎてもはや細かいディテ-ルはうろ覚えですが)

正直なところ、キャラクターとしてスウォンと相性が良いのは、ハクを除けばリリちゃんなんだろうなと思っています。

ヨナとスウォンは同じ立場で国を守る者同士であり、ハクとスウォンはいろいろあってもなお唯一無二の理解者同士という感じがする。

リリちゃんは、違うんだよなあ。立場とか手順とか全部すっとばして、スウォンの本心をスッと気負わず覗き込もうとするふしがある。作中にて、それができる唯一の女性という感じがある。

リリ×スウォンがどんな結末を迎えるのかも見どころのひとつですね。

⑥イクスの予言どうなった?

この物語における「イクスの予言」の重要度がいまだにはっきりとつかめないのはわたしだけでしょうか。

イクス自身の立場がそもそも曖昧ではあるんですよね。若き日のヨンヒさまカシさまとがっつり絡んでいるわけですから、本来は超重要人物、最大なる伏兵といっていいはず。

……のわりに、本人は完全に隠居しているような生活をしていて、あたかも「ユンくんの保護者」みたいなありきたりな立ち位置に収まろうとしている。

-

……このギャップですよね。これだけのキーパーソンでありながらこの地味~な描かれ方、背筋がぞわっとします(いい意味でね)。とりあえずイクスにはラストくらいがっつり再登場してほしい。

⑦ハクヨナは結ばれるのか(公式に)

最後のポイント、ハクヨナははたして結ばれるのか? この「結ばれる」というのは、単に両想い確定とかそういう、生ぬるい定義ではありません。

要は、いわゆる公式に「カップル」として認められるのか。一国の頂点に立つ男女として、五部族をはじめとする各勢力から国をあげて認めてもらえるのか。ここですよね。

これぞ『暁のヨナ』で描かれるべき「希望」といえるはず。が、ハクヨナにとっては話はそう単純ではありません。

仮にハクヨナが公的に認められたとして、その時点で四龍+スウォン関連のあれこれが丸く収まっていなければ、ふたりの結婚は「恋愛の最終形態としての幸せ」ではなく「義務」になってしまうと思うのです。

もちろん公式にくっついてほしいけど、義務やら仁義やら宿命やらでガッチガチになってるふたりの姿はあんまり見たくないんだよなあ。

さんざん苦労してきたわけですから、せめて最後くらい、何ひとつ背負わずに笑いあっていてほしい。頼むよ~! 

現在の激つら展開が幸せなラストへの布石だと信じて、続く展開にも期待しております。

『暁のヨナ』に関する過去記事のほぼすべてを、以下のnoteにまとめています。

かれこれ10年推してきた漫画『暁のヨナ』が最終章に突入したので、これまでの感想ブログをまとめてみた。

▼『暁のヨナ』47巻まとめ

【暁のヨナ】最新47巻(268話~)のネタバレ感想・考察まとめ|スウォンの華麗な手のひら返しがもはや愛おしい

269話 268話 267話 265話

264話 263話 262話 

タイトルとURLをコピーしました