白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。
今回は漫画【暁のヨナ】最新268巻(47巻)のネタバレ感想・考察について。
【暁のヨナ】最新268話(47巻)のネタバレ感想・考察
ハクを人質にヨナに選択を迫る龍神

最新268話、面白かったですね! 久々にかなり話のテンポがよい印象を受けました。竜神の血の盃と地上、この二つの大舞台が一つにつながり、ようやくこの作品の真髄がはっきり見えてきた感じがします。
前回のラスト、卑怯にも地上のハクを人質に、ヨナに選択を迫った龍神。
突然のハクヨナ展開ではありましたが、まあこのあたりでこういう展開にはなるだろうなあと薄々気づいていた読者さんも多いはず。なんてゆーかメインヒーローなのに四龍伝説が絡むと途端に蚊帳の外になるの、さすがにかわいそうだもんね……(小声)。
対するヨナの意志はただ一つ「死なせてたまるか」。
長い旅の中であらゆる在り方を変えてきた、あるいは変えざるを得なかったヨナですが、「ハクを死なせない」という意思だけは物語冒頭から一貫しています。
四龍を集めたのも、弓や剣を手に取った理由も、元はといえば彼を守りたいという一心からでした。
個人的に好きなのは、「ハクを死なせたくない」というヨナが願う理由は決して”ハクと恋仲になったから”ではないというところ。
さらっと描かれているのでわかりにくいですが、こういった世界観において一国のお姫さまが誰かを死なせたくないがために力をつけようとするのは、やはり想像以上にハードなことなんだと思うのです。
とことん”オトコマエ”なんだよなあ。精神的な在り方が。
ハクに”後を頼まれ”て笑っちゃうスウォン
さらに、今回のハイライトは実はハクヨナではなく、彼らに次ぐ重要キャラ・スウォンのほうではないかと思います。
「私ならハクを天秤にかけさせます」。この一言、さすがでしたね。盤上を冷静に見なければ勝利はない。故ユホンさまの教えはいまだ強く根付いているとみえます。
個人的に、現在のスウォンは現王としての責任より、ハクヨナの幼なじみとしての情のほうが微妙に上回っちゃってる状態なのではないかと思うんですよね。
じゃなきゃハクの最後の言葉に対するあの笑いの説明がつかない。そばで見ていたゼノが若干引いてる姿が妙にツボでした。
さらっとプロポーズするハク、その心は…?
そしてラスト! ハクの例の言葉については、「やっとここまできたか……」感こそあれど、個人的にはちょっと悲しかった。
ここまで生死を分かたれるような状況に追い込まれなければ、こんなにも大事なことを口に出せない。まあこれでこそ、というところもしかりですが。
すべては次回、いよいよ地上の状況も大きく動き出すんじゃないでしょうか(願望)。続く展開にも注目です!
▼『暁のヨナ』に関する過去記事のほぼすべてを、以下のnoteにまとめています。
かれこれ10年推してきた漫画『暁のヨナ』が最終章に突入したので、これまでの感想ブログをまとめてみた。
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