【歌詞の意味】レミオロメンの名曲『3月9日』の由来! ”卒業ソング”になったのはなぜ?

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音楽

レミオロメンの代表曲として知られる『3月9日』。リリースは2005年であるものの、いまだに毎年 3月9日がくるたびにYouTubeのMV再生回数が一気に跳ね上がるという人気ぶり。
”卒業ソング”として認知されることも多い当楽曲だが、実は当初は卒業ソングとして制作されたわけではなかったのだとか。
というわけで今回は、レミオロメンの名曲『3月9日』の由来や魅力について。

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レミオロメン『3月9日』はいつリリース?

レミオロメンの『3月9日』は、レミオロメンのメジャーデビュー2作目のシングルとして2005年にリリースされた一曲。作詞・作曲は藤巻亮太。

なぜ「3月9日」?

もともとは友人の結婚を祝うために制作された

発売から約20年が経ってもいまだに多くの人に愛されている当楽曲は、そのタイトルやどこか郷愁を感じさせるメロディーライン、雰囲気などから「卒業ソング」として認識されることも多い。しかし実のところ、制作時は”卒業”というイベントを意識して作られたわけではなかったのだとか。

『3月9日』は、実はもともと、レミオロメンのメンバー3人の共通の友人の結婚祝いとして作られた一曲。そのご友人の「ありがとう(サンキュー)の日に結婚するんだ」という何気ない一言から、この後世に引き継がれる名曲は生まれたのだという。

女優・堀北真希が出演する『3月9日』のミュージックビデオ内では「姉の結婚式」という一大イベントを軸にストーリーが展開されていく。

『3月9日』のPVの意味は?

『3月9日』のPVは、「姉妹愛」というものを大きなテーマとしてストーリーが展開されていく。妹役を演じているのは、まだデビュー間もない頃の堀北真希さん。
彼女の目を通して「姉の結婚式」、そして「自身の卒業」といった別れや旅立ちの概念がまるで映画のように丁寧に描き出されている。
(※PV内では役名というものが特にないようなので、以下、『堀北真希』表記で記載します)

ストーリーは堀北真希が教室で先生の話を聞いている場面からスタートする。おそらくは、『学生』の立場で聞く『最後の話』。
「とても良い学級だったと思います。明日から…」。それだけ言ってあとは涙で言葉が出なくなった先生につられて、つい涙をこらえきれなくなった生徒も多かった。

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学校を出た堀北真希は、そのまま違う会場へ向かう。姉の結婚式が執り行われる会場では、すでに多くの人が集まっており、準備を始めていた。

結婚式の模様、そして街を一人歩きながら出会ったたくさんの人、もの、それらを一つ一つ丁寧にカメラに収めていく堀北真希。幼い姉妹がふたりで一つのブランコに乗っている。ゆらゆらと一定感覚で揺れ続けるブランコは、確実に過ぎ去っていく時の流れをそのままあらわしているようだった。

このPV内にて、「主人公」である堀北真希は実は一度も「言葉」を発していない。それなのに、彼女の淋しさや姉の結婚に対する嬉しさ、そして複雑さみたいなものが、視聴者側には手に取るようにはっきりと伝わってくる。

レミオロメン『3月9日』の歌詞について

「卒業ソング」ではなかったとはいえ、”結婚”も、ある種の「卒業」であることは間違いないだろう。『3月9日』の歌詞をみていても、卒業ソングにありがちな「ありがとう」や「さようなら」「忘れない」といったワードは一度たりとも出てこない。それなのに歌詞の行間一つ一つから、それらの言葉や「あなた」に対する深い気持ちがじわじわ沁みとおるように伝わってくる。

これは余談だけれど、アメリカでは卒業式は5~6月頃、またイギリスでは9月頃が一般的だ。海外では多くの人にとって、3月・春という季節は、卒業という概念とは結びつかない。

だからこそ、『3月9日』は日本人なら特に胸に響く一曲だと言えるんじゃないだろうか。歌詞の中に英語が全く出てこないこともあり、日本人の真心、みたいなものがとても大切に表現されているように感じる。これから何年も、何十年も、聴き継がれていく一曲であってほしい。

あねもね
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