白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。今回は漫画【暁のヨナ】38巻(217話~222話)のネタバレ感想・考察について。
『暁のヨナ』38巻(217話~222話)ネタバレ感想・考察
『暁のヨナ』217話 ハクを失ったヨナの原動力とは
今回は『暁のヨナ』38巻収録話について、気になる台詞やエピソードのみ取り上げています。ネタバレを含むのでご注意ください。
金州の一件でハクを失ったヨナ。四龍やユン、ついでにいえばスウォンも動揺を隠せないわけですが、当のヨナが健気にも涙一つ見せないため表面的には何もできず……。まあそりゃそうだよなーと思いつつ、ヨナ姫のポーカーフェイスぶりに驚愕した読者はさぞ多いことでしょう。
通常であれば、そのポーカーフェイスを唯一崩せるのは他ならぬハクその人だったはず。しかしハクがいなくなった今、その場所を埋められるのはこれまでさんざん辛酸を分かち合ってきた四龍ではなく、皮肉にも、父の仇であるスウォンのほうだったわけですね。
このことからも、ハクとヨナ、スウォン3名の絶妙な関係性がみえてくる気がします。四龍&ユンに対しては「自分がしっかりしなくては」とか言っていたヨナ姫が、スウォンに対しては「ここにきて気取ってんじゃねえよ、手段とか何でもいいからはよハク見つけてくれ(意訳)」とか自己本位なことを言えてしまうわけで。
読めば読むほど、この関係性を「幼なじみだから」の一言で片づけてしまうのはちょっと違うのかなあという気がしています。
「あなたにもしもの事があった時、私はあなたを支える。早く戦を終わらせましょう」
「私 ハクを探しに行く」
ヨナとスウォンの共通点は、ともに王家の人間であること、そして互いの親が仇であること、そして何より緋龍王の血筋と生まれ変わりという特殊な立場であること。そんな2人にとことん慕われるハクのキャラクター性をより際立たせるためのエピソードでもあったのではないでしょうか。
『暁のヨナ』221話 ハクヨナを捨てられないスウォン、南戒クラウ将軍の人間性
しかしハクが行方不明のまま、なんと高華国vs南戒の壮大な戦がついにスタート。本来なら戦どころではないはずのスウォンですが、まあヨナの手前、城でゆっくりしているわけいもいかないよねー。というわけでヨナ&四龍をともなって戦場に。
四龍の力など必要ないと断言していたスウォンがあえて彼らを連れていったのは、まあストーリーの展開上、しかたのないことだったのだろうと思います。
有言実行で四龍を城に置いていって戦ボロボロ、いざ緋龍城に踏み込まれたが四龍&ヨナの力でもちこたえる…的な展開もちょっと予想してたんですけどね。まあ四龍の力を知っている高華国軍の手前、彼らを置いていく展開はさすがにないか。
そして、戦の真っ最中にハクヨナの存在の重さをようやく再認識するスウォンがスウォンすぎてもう胸が苦しい。まあ謀反まで起こしたわけなので、そう簡単には認められないというところでしょうか。肝心のハクが行方不明であることからも、この展開の重みを感じられます。
それにしても、南戒クラウ将軍の人間性のヤバさは、わりとこの作品内でも群を抜いているのではないでしょうか。これは長年チャゴル直下で動いてきた影響か、それとも南戒の国民性(?)的なアレなのか…。いずれにしても南戒という国の汚さを具現化したようなキャラクターたっだなあと思います。
261話 260話 259話 258話 257話 256話 255話
【暁のヨナ】44巻(253話~)のネタバレ感想・考察まとめ| 四龍との別れ~最終章スタート
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