【暁のヨナ キャラクター考察】グンテとジュドに惹かれる女子はオジ専なのか?

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エンタメ

白泉社が発行する漫画雑誌【花とゆめ】にて連載中の少女漫画『暁のヨナ』。
アニメ化や舞台化、さらにはヨナカフェなどさまざまな関連イベントも開催されており、メディアミックス作品としても注目を集めています。

今回は漫画【暁のヨナ】の主要キャラ・グンテとジュドのキャラクター性について。

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『暁のヨナ』は”おじさんキャラ”が光る漫画?

『暁のヨナ』は仮にも少女漫画にカテゴライズされる漫画でありながら、実のところ”少女”キャラの登場がきわめて少ない作品といえます。

さらにいえば、ヒロイン・ヨナや親友・リリ、そのほか敵国の姫君コウレンやタオなど地位あるお嬢さまタイプのキャラクターは多い半面、いわゆる”ふつうの女の子”タイプのキャラはほとんど登場しませんよね。

にもかかわらず少女漫画特有のキラキラ感みたいなパワーがすごく感じられるのは、作中に登場する”おじさんキャラ”が、あたかも彼女たちと比較するかのように、対比的に描かれているからではないかと思うのです…。いや個人的には好きですけどね、おじさんキャラ。

そこで今回は、作中でなかなかに重要な役割や地位を担っているおじさんキャラ2人、グンテとジュドのキャラクター性について語っていきたいと思います。

グンテとジュドのキャラクター性

グンテとジュドの2人について、作中ではこの2人を対照的に描く魅せ方がかなり多いように思います。グンテは主に「若い女性を妻にしたイケおじ」的な描き方を、対するジュドは「いい歳して独身+頭固め」なキャラクター性を強調されるパターンが多いですね。

しかしこれはあくまで、この2人の個人的な性格や人格としての特性であって、肝心の役職「五部族将軍」としての特性についてはそれほど突っ込んだ描き方はなされていない印象があります。

この点については個人的にはちょっとひっかかるというか、まあ読みながらずっと気になっている部分ではあります。もちろん『暁のヨナ』は少女漫画であり、文字通り”少女”を描く作品であるので問題はないわけですが、それでも国政だの戦だのの描写が濃密なわりには、その中心部に存在する将軍らの思惑があまり出てこないなあ、と。

しかしだからこそというべきか、グンテに惹かれるリリの気持ちも個人的にはやはり分からないではないんですよね。創作の世界とはいえどあんな人はなかなかいない。グンテのもつ豪快さ、豪胆さは、真似しようとしてできるものではない気がします。

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弱冠十代の若者(スウォン)が謀反をおこしのうのうと王座に居座るなんて、本来なかなかの出来事なんですよね。しかしグンテ、ジュドともに、仮にも国の中心部にいながら、それを見過ごし、傍観し続けている。

グンテやジュド、その他”おじさんキャラ”の内面があまり詳細に描かれないのは、彼らをはじめとした大人キャラたちの薄汚さやずるさがあまり目立たないよう、年若い読者に対し配慮されているところもあるのかなと個人的には考えています。

汚い部分はほとんど描かず、あえてかっこよさとスマートさを強調し、あくまで”物わかりの良い大人”として描かれているぶんには、グンテもジュドもやはり”少女漫画に登場するおじさんキャラ”としてカッコよさに不足はありません。

だからこそ、なんだかんだで彼らに惹かれる読者も多いんじゃないでしょうか。まあいろんな読み方ができますが、やっぱりジュドの立ち位置も美味しいですよね。少女漫画に出てくる”一見冴えないおじさん”キャラが好物な女子、実は結構多いはず。冴えないモテないキレやすいスタンス、ぜひとも最後まで貫いてほしいものです。

『暁のヨナ』感想考察一覧 | あねもね

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