【歌詞・意味】羊文学の『金色』がカネコアヤノっぽくてエモい件について

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音楽

塩塚モエカ(Vo, Gt)、河西ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)の3人からなるロックバンド『羊文学』。バンド名の通り、文学的で”エモい”歌詞が魅力的だと評判です。今回は羊文学の楽曲『金色』について、歌詞に注目しつつご紹介。

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ロックバンド羊文学の楽曲『金色』概要

羊文学の楽曲『金色』は、同バンドのメジャー2ndアルバム『our hope』収録曲。作詞・作曲はVo,Gtの塩塚モエカ。

当アルバムにはこのほか、アニメ映画『岬のマヨイガ』主題歌「マヨイガ」や初の地上波アニメタイアップ曲「光るとき」を含む全12曲が収録されています。

羊文学の楽曲『金色』がめちゃくちゃカネコアヤノっぽい件

羊文学といえば、やはり高い文学性を感じさせる歌詞に絶妙なワードセンス、そして奥行きをもって広がる独特かつ唯一無二な世界観でしょう。

2ndアルバム収録のタイアップ曲『光るとき』は、テレビアニメ「平家物語」のOPテーマに採用されています。この楽曲の歌詞については、アニメのストーリーともリンクした”死生観”や”輪廻”といった壮大な概念がテーマとなっており、アニメの内容とあわせて注目を集めました。

同じくタイアップ曲である『マヨイガ』をみても、やはり根底にあるのは”生まれてきて、そして死んでいくこと””命が巡っていく流れ”といった壮大なテーマ。そうした意味では、現在の羊文学というバンドに求められているのはこういった宇宙的な、あるいはどこか宗教的な世界観なのかもしれません。

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しかしながら、同アルバム収録曲である『金色』には、上述したような壮大な響きはあまり感じられません。

窓際で眠る猫みたいに 
陽だまりに溶けていく毎日が欲しい

羊文学『金色』

お気楽でやさしい感覚を「窓際で眠る猫」に例えるこの独特のワードセンスは、同じく文学派シンガーソングライター・カネコアヤノさんの描き出す世界観を彷彿とさせます。細かなディティールの繊細さはまさに圧巻で、この手の世界観が好きな層にはたまりません。

夜の帳が降りる頃には 猫のようさ
腕の中でしか眠れない猫のようさ

カネコアヤノ『腕の中でしか眠れない猫のように』

当楽曲『金色』は、昨年開催された野外音楽フェス「Fuji Rock Festival 2023」にて披露された一曲です。ちなみにその際も、音楽ファンのあいだでは「ん、あれ…カネコアヤノ感すごくね?」と話題になっていた模様。

満足してるよ 人生の大体の部分では
でも少し、あと少しの安心が欲しい

羊文学『金色』

日常に潜んだなんとなく割り切れない感覚。窓辺でのんびり眠る猫をひそかに羨む気持ち。

羊文学というバンドの特性は、正直めちゃくちゃ同感できるものの誰もがわざわざ言葉にはしないような曖昧な感情をストレートに歌詞にしてくれるところなんじゃないかなと個人的には思っています。

楽曲『金色』は、そうした特性がそのまま歌になったような一曲といえるんじゃないでしょうか。壮大な世界観ももちろんすばらしいものの、個人的にはこういう歌ももっと聴きたいんだけどな。

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