【薬屋のひとりごと】壬氏と猫猫は結ばれる?皇帝&妃になる可能性は?【ネタバレ考察・感想】

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エンタメ

『薬屋のひとりごと』は、ライトノベル作家・日向夏さんによる人気ファンタジー小説。原作小説(ヒーロー文庫)、そしてなろう版のWeb連載でも共通して描かれているのが、壬氏と猫猫の恋愛模様。壬氏と猫猫は最終的に結ばれるのか? 皇帝&妃になる可能性は? 薬屋ファンの視点から考察してみました。

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壬氏と猫猫は無事に結ばれる?【本編ネタバレあり】

薬屋の世界観からすれば普通に結婚適齢期であるにもかかわらず、ビミョウな関係性のまま一進一退をくり返している壬氏と猫猫。

身分だの臣籍降下だのはもういーから早くくっつけ! という読者サイドの声もなかなか届かず仕舞な模様。とはいえ、そんな恋に臆病な2人の姿にひそかにキュン死にしている読者層もいるようですし、個人的にはここまできたら焦らず見守ってやろうよというのが正直なところなのですが。

ただ、原作ヒーロー8巻における壬氏の焼きごて事件をきっかけに、もはや外堀はガンガン埋められ続けている節がありますね。そしてまんざらでもない内心を健気にも隠し続ける猫猫が猫猫すぎてもはやつらい……。しかし、この地道な恋路の描写のまどろっこしさは薬屋ファンにはもう見慣れたものなのです。

最新巻での夜伽失敗シーンの前後の展開をみても、もはや生殺しな両片思い状態なのは周知の事実。とりあえず壬猫が互いに好き合っているという事実が地の文章(主に猫猫モノローグ)にて肯定されているというだけで丼三倍はいけます。

結婚した場合、壬氏(皇弟)と猫猫の身分は?皇帝&妃になる?

現皇帝と阿多妃の息子である壬氏、そして変人と名高い軍師・羅漢の隠し子(…なのか?)である猫猫。立場は違えど、もろもろ面倒な荷を生まれながらに背負っているという点は変わりません。

では、この先2人が結ばれた暁にはそれぞれの身分ははたしてどうなるのか…? というところもまた、多くの薬屋ファンが気にしているポイントでしょう。今のところ、具体的に考えられる結末は、主に以下の3通りなのではないでしょうか。

①壬氏と猫猫が「皇帝&妃」になる王道エンド

まずは「壬氏と猫猫が皇帝&妃になる」という王道エンド。好き合っている身分違いの男女が国のトップに立つ…というのは、とりあえずこうした宮廷絡みのラブコメ作品では一番”ありがちな”着地点なのではないでしょうか。

ただ、一見ハッピーエンドに思えるこの結末は、実は壬氏にとっても猫猫にとっても不幸でしかないという皮肉な舞台設定がなされています。むしろこの結末をなんとかひっくり返すために(主に壬氏が)これまで頑張ってきたようなものなんですよね。

この皇帝&妃エンドは、たとえば現皇帝が病や事故で急死でもしないかぎりあり得ないだろうと思います。そして実際、最新15巻にて皇帝の病→回復ルートはすでにやってしまっている以上、この先同じ展開がくり返されることはないでしょう。さらにいえば「皇帝」「妃」という字面そのものが、もはやこの2人にそぐわない気がしてなりません。

②猫猫が素直に”羅の姫”として壬氏に嫁ぐリアルエンド

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続いて、猫猫が”羅の姫”として「皇弟」の壬氏に嫁ぐというリアルエンド。

壬氏の臣籍降下は叶わず、玉葉妃の息子である東宮が幼いうちは嫌でも「皇弟」で居続ける必要があるという現状を猫猫サイドが妥協して受け入れ、ひとまず無事に結ばれた…というリアリティ溢れる結末です。

現在(ヒーロー原作15巻発売時点)のストーリー展開をみるに、この結末は普通にありえるんじゃないかと思います。猫猫もなんだかんだ、父親である羅漢への態度をやわらげているところもありますし、とりあえず全員が幸せになれる結末ではあるんじゃないでしょうか。

ただ…これだと予想しやすい&ありがちな展開すぎてあまり面白くないよねというのが正直なところ。先が読めない、そしてあれよあれよというまに思わぬ方向へ進んでいくのが本作の魅力でもあるので、個人的にはもっと意外な結末がみたいなあと思ってしまったりします。

【薬屋のひとりごと】小説最新15巻(ヒーロー文庫) ネタバレ感想と考察 | 壬氏と猫猫の熟年夫婦感

③臣籍降下した壬氏が一般人となり猫猫と結ばれる平和エンド

最後に、壬氏の理想である「臣籍降下して一般人となり猫猫と結ばれる」という平和エンドについて。

この結末はたしかに”平和”ではあります。猫猫はこれまで通りに薬師として働き続けることができますし、何より壬氏自身が生涯をかけて追い求めてきた理想の形でもあるのでしょう。

少なくとも、壬氏と猫猫の2人は確実に幸せになれます。父親である現皇帝も、そして母である阿多妃もきっと認めてくれるでしょう。

…が、そうなると必然的に、玉葉妃の息子である幼い東宮が茘という国の命運をたった一人で背負うことになります。

この結末だと、壬氏と猫猫が人知れず東宮を支える的な展開になっていくのかなあ。もちろんそれはそれで良い展開だと思うのですが、ラブコメ作品としてはいささか地味な終わり方であるような気もします。

何より本作のヒロイン猫猫は、物語序盤から現在にいたるまで、いわゆる平和とはかけ離れた環境におかれることが多かったはず。そもそもさらわれて後宮入りするところから始まっているわけですしね。

仮にもラノベのヒロインなのだから、ヒロインらしく華やかな場で、猫猫らしい図太さをもって物語を終えてほしい。何にしても、どのような形であれ、壬氏と幸せになってもらいたいと思います。

『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫) 各巻ネタバレ感想と考察

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