漫画「暁のヨナ」第239話「戦う意思 闘う意味」ネタバレ感想と考察 チャゴルとヨナ

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白泉社が発行する漫画雑誌「花とゆめ」にて連載中の大人気ファンタジー漫画「暁のヨナ」。2009年より連載が始まった本作はアニメ化や舞台化もされており、現在も少女漫画カテゴリにおいて高い人気を誇っています。今回は「暁のヨナ」第239話「戦う意志 闘う意味」(41巻収録)について、個人の所感を語ります。

※本編あらすじの詳細な文章化はしておりません。

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チャゴルの本質を冷静に見ているヨナ

今回一番印象が強かったのは、チャゴルに向けたヨナの言葉「そんなに力があるのにそばにいる人を傷つけるためにしか使ってこなかったのね」。この発言を臆することなく自然に口にしたヨナは、やはりチャゴルの本質をしっかり見抜いていると言えるでしょう。

何不自由なかった姫時代の生活、そして城を追われてから長く続いた逃亡生活、その中で王家の人間の在り方や一国を背負うということの重みについてひたすら考え、行動し続けたヨナだからこその台詞なのではと感じました。

しかしチャゴルのほうにも固い信念のようなものがあるんですよね。民に恐怖を与え支配するだけの力がなくては、一国をおさめることなどできはしない。この信念が正しいのか、はたまた間違っているのかはさほど問題ではない気がします。

ただこうした信念をもち、その道一つで突き進んできたからこそ、南戒の頂点に立ち続けてきたチャゴルの今があるのでしょう。が、そこに反論を覚える人間も多いはず。

チャゴルはヨナの本質を全く見抜けていない

ヨナに対するチャゴルの言葉「貴様が何の役に立ったというのだ」。この一言がまさしく、両者の強さ弱さをそのままあらわしているように思います。

見てくれはあくまでただの「女の子」にすぎないヨナ。しかし長い旅の中地道に味方を増やしてきた彼女は、いまや国内外問わず厚い信頼を得る人物の一人となっています。ただ、チャゴルはあくまで表面的なものしか見ておらず、ヨナの本質を見抜けてはいない。

表面的な弱さの裏にたしかな強さと情熱を隠し持つヨナだからこそ、手に入れてきたものは多かったのだと言えます。実際、今回の争いにおいては何の利害ももたないはずのアルギラ・ヴォルドが彼女に加勢しているのがその証拠。

敵の本当の姿を見抜けないうちは、勝てる見込みなどないはずです。ヨナ姫含む高華国サイドが今後どんな手で南戒を追い詰めていくのか、そしてどのような形で北戒に対峙するのか、先が楽しみですね。

あねもね

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